1: ぴぃとφ ★ 2013/09/11(水) 20:48:52.06 ID:???0
キリンチャレンジ 日本3―1ガーナ (9月10日 日産ス)

ザッケローニ監督がリードを守り切るための布陣を敷いた。3―1の後半34分、
清武を下げて森重を投入。グアテマラ戦に続き3―4―3にシステムを変更した。

3―4―3は本来前線の3人と両サイドのMFを攻撃に専念させ、サイドで数的有利を
つくり出すための攻撃的なシステム。だが試合後、指揮官は「(システム変更の)一番の
理由はガーナが4―2―3―1から4―4―2に変更したから。相手の2トップに対し
(4バックより)3バックで守る方がより安全だったからだ」と説明。攻撃ではなく守備に
主眼を置いた采配だったことを明かした。同じシステムでも導入の目的は違ったのだ。

4バックは相手FWに2人のセンターバックが対応する。これに対し3バックは3人で守る。
相手が2トップなら両サイドのDFが相手FWをマークし、中央のDFは余ってカバーに
回るのが一般的だ。この試合で日本は右の森重、左の今野が相手FWをマークして、
中央の吉田が余ってカバーする形で守りきった。

コンフェデ杯と8月14日のウルグアイ戦では4試合で合計13失点。
DFラインの裏を突かれて失点を重ねた。その教訓を生かし1人が突破されても、もう1人が
カバーできる態勢を整えたのだ。

W杯本大会では内容より結果が求められる。日本が目指す攻撃的なサッカーを貫いて
勝つのは理想だろうが、コンフェデ杯で世界の強豪相手にはそれが通用しないことが
証明された。今後はリードする試合を確実に結果につなげるサッカーも必要になる。例えば
前半33分までに2点のリードを奪ったコンフェデ杯イタリア戦も守備的な布陣に切り替えて
いたら逃げ切れたかもしれない。ザッケローニ監督がW杯本大会を見据えた采配で今後
どうチームを成熟させるのか注目される。

ソース
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/09/11/kiji/K20130911006594190.html
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